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有村コンサルティングオフィス
http://www.arimura-c.com/ ①事業計画、経営計画の策定 ②経営戦略、経営方針策定 ③マーケティング、販売促進 ・経営の伴走者として、 1)プラン策定→ 2)実行→ 3)フォローアップ の各ステップで 具体的にお手伝いしています。 ・経営革新、経営改善を考えている経営者様・後継者様 新事業を検討している起業家様を応援します。 カテゴリ
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2007年 04月 05日
実家の父が韓国に旅行に行ってきた。
韓国へのツアーというと、私など3,4日間程度が普通だと思っていたが、なんと6日間のツアーでローカル線を使ったりで、土産物や免税店には一切寄らずというものだったらしい。他の日本人観光客にほとんと会わないツアーというのも珍しい。しかも参加者の半数はシニアの方が1人で参加されていたという。 どうやら、このツアーにはシニアに向けたサービスの方向性が見える。 最近はホテル・旅館の1人客向けパッケージなど「おひとりさま」に向けたサービスが増えているが、”1人で”という行動が増えているのだと改めて実感した。 高齢者、若年層を中心に単身世帯も増加しているし、家族がいたって1人で使える時間というのは貴重なものだ。 もう10年以上前になるが、台湾に1人で入れる鍋の店があった。看板には日本語で「日式しゃぶしゃぶ」と書いてあった。今もあるのだろうか、最近行っていないのでわからない。 チェーン店だと思われ、街中で何軒も見かけたし、デパ地下にあるフードコートにもあった。カウンターに一人用の電磁調理器がずらっと並んでいて、注文すると小さな鍋をのせて、1人で作って食べるものだ。白菜などの野菜にプラスして、魚介、肉、魚の団子などを選択注文する。残念ながらどんな味だったかが思い出せないが、日本のたれと違って辛かったように思う。 1人でフラッと入るもよし、友人や家族で並んでおしゃべりしながら食べている姿も見かけた。 日式とは日本風の意味だが、日本のしゃぶしゃぶと比べてしまうと違和感はある。日本では1人で外で食べる鍋なんてなかったからだ。 鍋は家族や友人と囲む、大勢で食べるものという常識でいたが、国が違うと常識が変わるのかと新鮮に思えたし、このようなサービスが日本でもあると良いと密かに思っていた。 まだ日本では鍋のおひとりさま向け外食店は見たことがない。(私が知らないだけかな。) しかし様々な分野で”おひとりさま”向けのサービス、商品開発は今後どんどんと進んでいくように思う。 2人あるいは4名単位でサービス提供していると、お客様をこぼしてしまう可能性はないだろうか考えてみたい。 ©有村コンサルティングオフィス 中小企業診断士 有村知里
by arimura-consul
| 2007-04-05 23:30
| コンサルの視点から
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