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有村コンサルティングオフィス
http://www.arimura-c.com/ ①事業計画、経営計画の策定 ②経営戦略、経営方針策定 ③マーケティング、販売促進 ・経営の伴走者として、 1)プラン策定→ 2)実行→ 3)フォローアップ の各ステップで 具体的にお手伝いしています。 ・経営革新、経営改善を考えている経営者様・後継者様 新事業を検討している起業家様を応援します。 カテゴリ
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2009年 01月 30日
昨日に引き続き、平成20年版国民生活白書から。
”社会変革の主体としての消費者・生活者~社会的価値行動”の中に ・意識の上で社会に役立ちたいと思う人や 企業に社会的責任を求める人が増加している。 という図表が示されていて、意識の成熟化が示されています。 しかし、実際の行動になると・・・・ ・地球温暖化防止にも消費者・生活者の行動が不可欠であるが、 エコマーク商品購入や環境配慮に取り組む店舗や企業の支援など 支援型の行動はまだ定着していない。 つまり、意識と行動の乖離があるとしています。 白書全体の要約となる「むすび」にも次のように記されています。 一部をそのまま引用させていただきますと ”社会構造の変革にも消費者・生活者の役割が高まっており、 社会に貢献したいという意識の高まりも見られた。 一方で個人主義が責任ある個人主義としては発揮されず、利己主義に陥っている。 経済インセンティブが働くような無駄な商品を買わないなどの行動は見られるが、 労力やコストを伴って経済インセンティブが働きにくい環境配慮型商品や 途上国の生産者を支援するフェアトレードは世の中の大勢となってはいない。” 即ち、社会的価値行動に対して意識は高まっていますが あえて消極的・積極的に分類しますと 消極的価値行動が主体で、積極的価値行動にはなかなか動かないということですね。 消費者の意識と行動にはまだ乖離があります。 そこを具体的に埋めることも ビジネスチャンスの1つのように思います。 ©有村コンサルティングオフィス 中小企業診断士 有村知里 URL http://www.arimura-c.com/ ブログ http://arimuracon.exblog.jp/
by arimura-consul
| 2009-01-30 22:00
| コンサルの視点から
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