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有村コンサルティングオフィス
http://www.arimura-c.com/ ①事業計画、経営計画の策定 ②経営戦略、経営方針策定 ③マーケティング、販売促進 ・経営の伴走者として、 1)プラン策定→ 2)実行→ 3)フォローアップ の各ステップで 具体的にお手伝いしています。 ・経営革新、経営改善を考えている経営者様・後継者様 新事業を検討している起業家様を応援します。 カテゴリ
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2007年 10月 13日
最近「上杉鷹山の経営学~危機を乗り切るリーダーの条件」
(童門冬二著 PHP文庫)を読みました。 上杉鷹山は江戸時代の米沢藩の大名で、 かつ財政改革の成功者です。 しかし、知り合いに教えていただくまで 不覚にもあまり知りませんでした。 著書の文章もあってのことですが 感動する話が幾つもあり、思わず涙が出てきそうでした。 (でも、泣かなかったけれど) 改革というのは、業務改革ひとつをとってもみても 組織を巻き込んでいかなければなりません。 藩士(社員)に改革の現場でがんばってもらいたい そしてみんなを巻き込んで欲しいということを説くために 鷹山は「火種」という言葉を使います。 入り婿として江戸から初めて藩主として 米沢藩に入る道中での話です。 煙草を吸わない鷹山だったので 誰も気にしていなかった煙草盆の中の灰は冷たく、 それを鷹山は、自国・米沢藩の荒れた様子と同じだと思ったのです。 ですが、中に、小さな火がついた炭のかけらが 残って埋もれているのを見つけます。 それを取り出し、新しい炭に載せて 息を吹いていくと、新しい火が起こせたのです。 小さな火種は最初の改革に賛同し、行動に移す社員。 しかし、それは大きな炭(会社全体)に移っていくはずです。 だから、江戸から付いてきて、 鷹山の改革を助ける手はずになっている社員(藩士)たちに 「お前たちが、変革の火種になってくれ」 と熱く語るのです。 1人では変えることができない、 でもそれは一人から始まる・・・ 志に燃えた熱い思いを伝えようとする、 そんな姿が目に浮かびました。 いろいろな場所(企業や商店街も)で 私は”変わる”ことのお手伝いをしているわけです。 リーダーの思いを火種にして、 早く上手く伝えられるように お手伝いさせていただきたいと思います。 ©有村コンサルティングオフィス 中小企業診断士 有村知里 URL http://www.arimura-c.com/ ブログ http://arimuracon.exblog.jp/
by arimura-consul
| 2007-10-13 10:30
| 本だな、読んだな
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