大黒柱に車をつける

ある経営者の方が大きな決断をした話を聞き、
以前聞いた、神戸大学教授の三品和広さんの話を思い出しました。

三品教授は、事業ドメイン（領域）のことを、
「事業立地」という言葉を使っておられました。
つまり、誰を相手に、何を売るかということです。

事業立地には有限の寿命があり、
寿命を迎えた土地、
つまり不毛になった土地では
その立地に居とどまっても難しいというのです。

別の経営者の方は、
「大黒柱に車をつけよ」ということを
いつもおっしゃっておられます。
同じことを指していると思います。

どこまで柔軟になれるか。
また市場を読み、自企業の位置・方向性を確かめることが
５～10年単位レベルで経営者に求められるのですね。

©有村コンサルティングオフィス　中小企業診断士　有村知里
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